『盗難事故』という日本語は正しくない?

ももたんはプールに通い始めて早6か月目に突入。

そのプールを教わりに行くスポーツクラブはホームページも開設していて、

その中で練習日の変更をしたりスポーツクラブのお知らせを参照できる。

今朝ぼーっと「お客様の声」とそれについて「お客様の声からの取り組み事例」

という内容を参照してみた。そこで何やらよろしくないなあと思う事例があった。

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【あるお客様の声】

施設の館内放送で「盗難事故に遭わないように云々」と放送が流れていますが、「盗難」は犯罪の発生であり、「事故」ではないので、正しい案内で放送するべきです。

 

【上記に対するスポーツクラブの取り組み】

館内のお客様へお願い申し上げます。盗難防止のため、ロッカーキーは必ず携帯し、鍵のかけ忘れ・置き忘れには十分ご注意ください。」

と館内放送を変更した。

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【結論】

「盗難事故」は正しい。

 

というか間違っちゃいないというべきか。

話し言葉(生きた言葉)なので1+1=2のような単一の正解はないと思う。辞書によれば

 「盗難」とは金品を盗まれる災難(災難とは不意に起こる不幸事)である。

 「事故」とはふだんとは違った悪い出来事である。

となると盗難は事故でもあるといえる。

まあ細かいことを言えば「盗難の事故」と表現するほうが正確なのだろう。

しかし何といっても「盗難事故に遭わないように」と聞いて意味は十分理解できる。

(損害保険会社だって「盗難事故」という言葉をホームページでも用いているし)

 

【感想】

言葉の正確さは重要だとわかってはいるものの、厳密に考えすぎるのもよくない。

意思疎通ができればそれでよい。それは厳密に考えなくてもできる場合もあるが、

厳密に考えないとできない場合もあり、さじ加減が難しい。

禅では「言葉にすると真実から離れる」とよく言われるようでそれも理解できる。

まあ臨機応変にしなくてはならないのだが、難しいものだと改めて思った。

言葉に固執しすぎないようにしよう。

みーたんは体育館で新しい遊びを覚えた!

ともちゃんも自分も都合がつけば娘たちを連れてバスケの練習に行く。

昨日も連れていってバスケを楽しんだものだが、練習が終わって着替えていると

みーたんが見当たらない。気付いたらどんどんと遠ざかっている。。

 

毛布をしいていたが足が体育館のフロアについており、

結果として奥義キック&スリップを編み出したようである。

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眠かったはずが楽しくなっちゃったみたいです。

かわいい!

ももたんパソコンで遊び始めるの巻

ももたんは最近パソコンでフリーのゲームをやるのが楽しい模様。

もちろんそれぞれのゲームの操作方法やルールはすぐわからないので、

最初は大人が習得してからももたんに教えるという方法を採ることになる。

ちょっと面倒に感じることもあるが、いくつかやれるゲームができると

勝手に遊んでくれるようになる。これはちょっとうれしい。

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ついでにパソコン操作にも慣れてもらえるといいな。

 

2020年度から小学校でプログラミングが必修科目となるらしいので、

何かしら準備しなくてはと思ったものだが結局そんなに本格的な準備はしていない。

アルゴロジックで少し遊んでみて、あとはフリーのゲームで遊ぶことで

パソコンに慣れてもらう程度から始めてみている。

(アルゴロジックは大人がやっても面白い!)

home.jeita.or.jp

 

あとは小学校入学後に学校で勉強したことの支援をしてあげることにしよう。

あまりももたんの課題に立ち入りすぎないように気を付けよう。。

『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』を読んでみた

久しぶりに読み返すビジネス本15冊のうち4冊目。

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これはコツが延々と続く読み物なので

【個人的なほぼ抜粋メモ】

報連相のコツ

 ・自信があるようにふるまう

 ・流れるような説明をする(全体像→要点→詳細の流れで開始のセリフを決めておく)

 ・聞かれたことに答える

 ・早めにチェックを受ける

 ・「3分ください」を口癖にする(必要な時間がわかるから聞いてくれる率があがる)

 ・エレベーターブリーフィングを実践する

 ・言葉を揃える

 ・相手と情報レベルを揃える

 ・「とりあえず」ではなく「まず」という

 ・なるべく対面で話す

 ・選択肢はA,B,Cですが〇〇という理由でAがいいと思いますとホウレンソウする

・会議のコツ

 ・「目的」と「ゴール」を事前に共有する

 ・会議の趣旨を明確にする

 ・シナリオを考えて時間を区切る

 ・根回しをする

 ・結論から言う

 ・ホワイトボードを使って意思疎通する

 ・会議後のアクションはその場で決める

・メールのコツ

 ・件名に多くの情報を盛り込む

 ・結論から書く

 ・箇条書きにする

 ・受信者にスクロールさせない

 ・往復を少なくする(打ち合わせ候補日時まで明示するなど)

 ・すぐ返信する

・文書作成のコツ

 ・わかりやすい資料の引出しを増やしておく

 ・全体構成を考えてから着手する

 ・ポイントは3つにまとめる

 ・表記を揃える

 ・英数字は半角を使用する

 ・「空白」:「文字」=3:7

・コミュニケーションのコツ

 ・名前を覚える

 ・相手のプロフィールに興味をもつ

 ・ポジティブワードを使う

・時間のコツ

 ・抱え込んだ結果他人の時間を無駄にしない

 ・優先順位を決めて迷う時間を最小限にする

 ・すぐやる

・チームワークのコツ

 ・人には「動いていただく」もの

 ・依頼はその背景、目的と期限を伝える

 ・手が届くフライ球は自分が捕る

 ・ほめるときは何がよかったのか具体的に伝える

 ・苦手な人からは逃げてもいい

・目標達成のコツ

 ・自ら限界を作らない

 ・ルールを疑う

 ・今からでもはじめる

 ・パニックにならない

 ・ピンチのときこそ教科書に立ち返る

 ・最後は「やれることしかできない」と考える

『0ベース思考』を読んでみた

友達から面白そうな本を借りて読んでみた。
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ゼロベース思考の本としては有名なようで、読みやすくなかなか勉強になった。


【要旨】
脳を鍛え直して、大小問わずいろいろな問題を普通とはちがう方法で考える。
ちがう角度から、違う筋肉を使って、ちがう前提で考える。
やみくもな楽観も、ひねくれた不信ももたずにすなおな心で考える。

・政治的、思想的、その他のバイアスのせいで偏った先入観を捨て去る
・新しい考えを取り入れることや、考えることを放棄しない
・忙しさを理由に考えることをさぼらない


【気付き・所感】
この本のメインテーマとはちょっとずれるけれどもこの本を読んだことがきっかけで
ここ数年自分の姿勢がまずかったのではないか、ということに気付かされた。
考えることを放棄してきたのではないか、そもそも考えるとはどういうことなのか、
何のために考えるのか、ゼロベース思考を学ばないとまずいのではないか、
といった様々な今更感のある疑問が浮かんだ。

どう考えればよいのか迷ったが今後どうすべきなのか自分なりに(たぶん)考えてみた。
考えるのは問題解決のために必要だという結論に至ったので問題解決方法を学びなおす。
学ぶ過程で考えるとはどういうことなのかを見つめなおしてみる。


【個人的なほぼ抜粋メモ】
・どんな問題も一発で解決できる魔法のやり方はない。ちょっとちがうやり方で、
 もうちょっと真剣に、もうちょっと自由に考えるのがよい。
・一般通念を捨て去ることがフリーク(常識の枠に収まらない人、
 既存の慣習にとらわれない人)のように考える核心にある。
・現代生活はインセンティブのうえに成り立っている。
・一般通念はたいていまちがっている
・相関関係と因果関係は別物だ
・フリークみたいな考え方は誰でもできるが実践する人は少ない。
 (理由)
  ・政治的、思想的、その他のバイアスのせいで偏った先入観をもってしまいがち
  ・みんなと同じことをするのはラク(新しい考えを取り入れようとせず、
   考えることまで人任せにしてしまう)
  ・忙しさを理由にさぼっている
・まずは「知らない」ことを恥ずかしく思わない
・何かを学ぶ鍵はフィードバック(ある行動の結果を参考にして次の行動を修正する)
・問題を解決しようとするときにたまたま目についた気になる部分だけに
 取り組んでいないか気を付ける
・ホットドッグ早食い選手権での教訓
 ・問題をゼロベースで正しくとらえ直すことが重要
  (例:ホットドッグをもっとたくさん食べるにはどうする?
     ⇒ホットドッグを食べやすくするにはどうしたらいい?)
 ・脳をだまして限界を押し広げることが重要
  (例:過去の世界記録を正当なものとは思わないようにする)
・真実はいつもルーツにある
・子どものように考える(小さな問いから考える、わかりきったことでも臆せず言う)
・学びながら楽しむことが大事
・群集心理は人の行動のほとんどの側面に影響をおよぼす
・聴く耳をもたない人を説得するには
 1.主役は自分ではなく相手
 2.自分の主張が完璧だというふりをしない
 3.相手の主張の良い点を認める
 4.罵詈雑言は胸にしまっておく
 5.物語を語る(データ、時間の経過をもりこむ)
・「失敗」は「袋小路の発見」や「勝利」(安く早く失敗する)だ

ミニバス ベービーズ(年中さん~小3)の練習に参加!

ももたんにまたもやミニバス体験をさせてみた。
日野市民大会で偶然再会したバスケの恩師がミニバスのコーチをしているということで
コンタクトをとって練習会に参加させてもらうことになった。

いくつかのチームを見て回り、どこでやらせるのか考え中。
もっともももたんが他の事をやりたいといえば無理強いはしないつもりだが。
何か打ち込めるものを見つけてほしい、それがバスケだったらなおさらうれしい
といったところだ。もちろん他の事をやればそれは応援するし、バスケ以外の事ならば
親としては新しい世界なので新たに学ぶことも多かろう。
ただバスケをやってくれれば共通の趣味となるので楽ではある。さてどうか。

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今日の練習はバスケというかボール遊びという感じで自然と溶け込めているようだ。
とはいえちょっとはバスケも織り交ぜているのでとてもよかった。
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超簡単なミニゲームも体験した。
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ももおねえちゃん何してるのかな~」とのんびり見学するみーたん。
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これはいい思い出になった!
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『心とからだのサビをとるシンプル禅生活』を読んでみた

育休の間に、少しだけ興味はあれど普段なら買わないなと思う本を買ってみた。
禅について書いた本で、なかなかに新鮮でよかった。
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座禅を取り入れようとまでは思い至っていないが、考え方については興味深かった。
アドラー心理学と類似した点が多く、禅に対して親近感がわいた。
ちょっと挙げてみると次のような感じ。

・陰徳を積むことの奨励
 陰徳とは人が嫌がる仕事を何の評価も報酬もなくすること。
 →見返りを求めない生き方をすべし(アドラー心理学

・百花春至誰為開(ひゃっかはるいたってたがためにかひらく)
 春に咲く花は誰のために咲いているのか、誰のためでもない、ただ咲いている。
 けれど、その姿に多くの人が慰められる。この花のように生きることで、
 他人の評価から解放される。
 →承認欲求を捨てるべし、課題の分離をすべし(アドラー心理学

・古人刻苦光明必盛大也(こじんこっくこうみょうかならずせいだいなり)
 釈迦も達磨も同じ人間。同じ人間ならやってやれないことはない。
 そうやって古人は苦しみ抜いて比類ない輝かしい成果を手に入れた。
 →劣等コンプレックスに陥らず、劣等感をバネに努力することが大切。
  (アドラー心理学

・一大事
 「やることが多すぎて何からてをつければよいかわからない」
 「はたして今の状態は正しいものなのだろうか」
 「目指している方向は間違っていないだろうか」
 『そもそもやりたいことが見つからない自分はどうすればよいのだろう」
 などと迷った場合はまず落ち着いて、それから目の前のできることを片付ける。
 答えは考えても出てこない。人生には決まった意味も答えもない。
 今この瞬間を真剣に生きることが大切。
 人生の意味は、いま、ここで、自分で作っていくもの。
 →一般的な人生の意味はなく、自分が自分自身に与えるものである。
  また人生は点の連続であり、「いま、ここ」に生きることしかできない。
  (アドラー心理学


<その他参考になったこと>
・泥は腐った葉や動物の糞尿、虫の死骸などといった汚いものを含んでいるが、
 こうした養分豊富な泥があってこそ、蓮の花は美しく咲くもの。
 (悩みや不安を抱く時はもっと大きな自分に出会うチャンスである)
・禅の心を表しているという羽生善治の言葉
 「ただ一局一局を大切に。そこにだけ集中して指してきた」
 「追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ」
 「ビジネスや会社経営でも同じだろうが、一回でも実践してみると、
  頭の中だけで考えていた事の何倍もの『学び』がある」
・心と体は常に繋がっている。心の乱れは体の乱れ。逆に言えば、体を正せば
 心も正せる。体を正す基本は呼吸である。
・精進料理は、手元にあるものだけで工夫して作る、という思想が根底にある。
・禅堂で食前に唱えられる「五観文の偈」(ごかんもんのげ)は、普遍の食事訓である。
 原文と意訳文は次のとおり。
 一つには功の多少を計り彼の来処を量る。
 (この食物が食膳に運ばれるまでの多くの人々の苦労と天地の恵みに感謝します)
 二つには己が徳行の全欠を忖って供に応ず。
 (自分の行いが食事をいただくのにふさわしいか反省します)
 三つには心を防ぎ過貪等を離るるを宗とす。
 (この食物をいただくにあたり貪る心を起こさず、好き嫌いをいいません)
 四つには正に良薬を事とするは形枯(ぎょうこ)を療ぜんが為なり。
 (この食物は、生命を保ち日々よりよく生きるために必要な良薬と心得ます)
 五つには道業を成ぜんが為に応に此の食を受くべし。
 (日々の行いを通して平和で安らかな心を得るためにこの食事をいただきます)
・スランプを乗り越えるのは一瞬のこと。
 段階的ではない、一気に到達できる瞬間、境地がある。