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学級崩壊の防止を学校だけに任せない

ネットで学級崩壊の防止についての記事を見かけた。

 

<記事の概要>

 ここ数年で若い教師が増えて、年が離れた保護者は「こんな若造で大丈夫か?」

と思うことが増えてきた感触らしい。また、教師の不祥事が報道される度に

「教師や学校なんて信用できない」という思いが蔓延して学校側と家庭側の溝は

深まるばかり。学級崩壊など起きようものなら教師の力不足だと決めつけられる。

そんななか学級崩壊を引き起こす生徒にアンケートを実施したところ、

「他の子はルールを守っていないから自分はルールを守らなくても悪くない」

という趣旨の回答がほとんどだったようだ。

こういう考えを持った子どもにいくら道徳などルールに関する教育を実施しても

効果は極めて薄い。ではどうするか。

 

ひとつの回答は、教師の力不足云々の前に家庭の教育を強化することだそうだ。

例えば家での何気ない会話で親が「それは○○君が悪い」「○○先生はダメ」など

「他人が悪い」というネガティブな意識を刷り込まないということが大切なのだ。

そして他の子がどうであろうとルールを守ろうとする精神を育てるためには、

我が子を信頼することが効果的なのだそうだ。

信頼されていることは強いルール破りに対する抑止力を生むという。

 

<感想>

最も興味深かったのは、学校側だけではなく実は家庭側にも問題があるというものだ。 

学校側の課題は当然つぶす必要があるが、そのことだけに捕らわれていてはいけない。

家庭側は家庭の教育をしっかりやることに集中するべきだ。学校が悪い、教師の質が低い

と罵倒したところで家庭側が学校側を変えることはほとんどできない。

雨が降っていてイヤだと子供が駄々をこねるようなものだ。

そして信頼することの重要性はアドラー心理学でも触れられている。

やはり信頼することで「自分には価値がある」という感覚を育てることが重要なのだ。