『夜型人間のための知的生産術』を読んでみた

書店をぶらついていたところこの本を見つけた。

朝型人間を推奨するこの時代に夜型を推すというのが興味深く衝動買いしてしまった。

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【要旨】

夜型人間でも、夜に調子が上がるタイプは夜に勉強などをして結果を出せばよい。

夜型人間が無理に専門家が書いた早起きの本を読むのはよろしくない。

夜の時間というのは時間を気にせず物事にじっくり取り組めるしほぼ邪魔も入らない。

この時間に大著を読んだり勉強したりアイディアを考えたりするのは有効なので、

夜という時間を充実させてはどうだろう。

 

【気付き・所感】

実は朝型にある意外なデメリットが書いてあると面白いなと思ったが

そういうものはなかった。

朝型でいける人はそれでもよい、という内容も含まれていた。

そして知的生産術として画期的なものもなかった。

なので想像とは違っておりちょっと残念だった。

 

【個人的なほぼ抜粋メモ】

・大切なのは、勉強を朝やるか、夜やるかではなく「ゾーン」に入って

 集中しているということです

・人の幸せとは、自分の「ゴールデンタイム」をいかに充実して過ごせるか

・すべての本は「語り」だと思いましょう。「文字を読む」ことを「話を聞く」こと

 にいかにイメージ転換できるかが勝負です。

・「抽象的な言葉」を「具体例」に置き換える力を身につける。

 世の中のさまざまな事象を自分の言葉で説明できてこそ、

 生きている幸せを感じるものです。