「可能性はゼロではない」という発言は無責任なのか

消費税率の引き上げに関するある記事で、

「消費税率引き上げを凍結する可能性はゼロではない」

という発言は無責任で曖昧だという批判をしている記事を見かけた。

 

テレビを見ていてワイドショーなんかでも

似たような批判コメントをみかけるが

果たしてそうなのか。

 

別に無責任ではないと思う。

また曖昧かどうかといえば確かに曖昧だが、

果たして曖昧ではない予測があるのか?

未来は必ずこうなる!

という不確実な発言に責任を持とうとすることが無責任とは言えないか。

 

きっと消費税率の引き上げは必ずやる、と宣言し、

万が一リーマンショック級の経済危機により引き上げが凍結されたら

おそらく各方面から無責任な発言をしたなどと批判されるのだろう。

巷には薄っぺらな批判がごろごろある。

確かに政治家は信用ならない輩もいるが、

だからと言って全て信用しないというのは極端かつ短絡的だ。

くだらない批判をするくらいなら自分が頑張ればよい。

他力本願ならばそれはそれでよいので選ばれた政治家を

少しは前向きに見てあげてもよいのではないか。

それができない人が増えている日本が不安だと思う今日この頃。