ノートはなぜとるのか
ノートっていいですね。
私ノート好きでして、ちょっとオシャレなノートを見かけるとすぐ購入します。
用途は後で考えてとりあえず飾っておく。
半ばコレクターです。
私は不定期に自分のノートについて考えたり使い方の見直しをします。
育休に入ったことをきっかけにノートについてメモを残したくなりました。。
■ノートはなぜとるのか(結論)
次の効果があるからノートをとる。
・心が豊かになる
自分オリジナルのノートを作り上げて育てると愛着わきます・・・
・記憶の補助
5感を使って要点を書きとめたり資料を貼ることで記憶が比較的定着しやすい。
・理解の補助
書き始めると体系的にまとめたくなるがうまくまとまらない、
つまり理解不足であることがわかる。
その不足を補ってまとめることで理解が深まる。
・効率的な復習の補助
要点をざっと見直すのに役立ったり、分散された情報の一元管理が可能。
おまけに読み返したときに新たに気付くことが出てきたり、
新たな疑問がわいたりと自分の世界を広げる補助にもなる。
■ノートをとること
ノートをとることについては賛否両論ですね。
反対の人(自分が目にしてきた意見だけではありますが)が主張するのは
だいたい次のような2点が主要なものかと思います。
①ノートをとること自体が目的になっている
(キレイなノートを作っても覚えないと意味がない)
②テキスト等に書き込みをするほうが時間がかからず効率的だ
細かくはもっとたくさんの主張があるかと思いますがそれらを洗い出すほど
時間をかけたくないため、①②に対する考え方を書こうかと。
ちょっと横道にそれますが「ノート」とは、『岩波国語辞典』で調べてみると
「書きとめること。書きとめたもの。手記。覚え。ノートブックの略。」
という記載があります。
「手記」は「自分で体験・乾燥などを書きつづったもの」、
「ノートブック」は「手帳。筆記帳。」という意味。
ということで私は手帳(システム手帳含む)も含めて「ノート」と呼んでいます。
■ノートをとること自体が目的になっている(→賛成)
これはノート好きな私はよーくわかる 。。
新しいノートで新しい書き方を考えちゃったりして、
それに必要なものを揃えたくなっちゃうんですよね。。
「急だけど今からちょっとアートマン行ってくるわ」みたいなね(笑)
気が付くとそうなってしまうのですが、そこは我慢。
目的はノートをとることではなく、知識を増やすための補助であり
ノート自体を作りあげることではありませんものね。
東大生の美しいノートみたいなものもありますが、東大生の一部が
たまたま美しいと言われる見栄えのノートだっただけかもしれないし
それを他の人が真似して結果うまくいけばよいですが、
ノートを作ること自体が目的になってしまったら即座に軌道修正すべきです。
■テキスト等に書き込みをするほうが時間がかからず効率的だ
これには反対です。
ノート・テキストどちらも書き込みをする時間はさほど変わらないと思います。
ノートを書くことのほうが時間がかかるのは例えばテキストの内容をほぼ書き写すなど
不適切な方法を採る場合です。ノートは写経と異なり、要点のみ書くべきものです。
要点のみ書くならばテキストに書き込む場合とさほど時間は変わらないと思います。
むしろ後者は不要な情報を避けつつ書き込んだり、自分に理解しやすい表現に
言い換えたい箇所があってもやりづらいと思います。
また、複数の書籍の内容を一か所にまとめておきたいことも出てきます。
外出してスキマ時間を利用して勉強したい時はすべての書籍を持ち運ぶのか
ということになってしまいますね。
(実際に資格の勉強では同じ分野でも複数冊のテキストを参照することがあります)
■ノートの効果
ノートをとる目的を理解して自分なりの効率的なノートの取り方を
実践するのであればノートは有用なものだと思います。
工夫したノートであれば次の効果があると思います。
・心が豊かになる
ノートをとること自体が目的にならない範囲でのノートカスタマイズは楽しい。
愛着わきます!
・記憶を呼び起こしやすい
自分の手で書いた文字や自分で切り貼りした資料には独特のぬくもりがあり、
それを書いたときの気分や場所などとともに思い出すこともあります。
「これ書いたとき通勤途中の電車だったから文字がガタガタや・・」みたいな
・理解度チェックに最適
人に説明しようとするのと似ていて、いざアウトプットしようとすると
「つまりどういうことか?」と自分の理解不足に気付かせてくれるものです。
・要点をざっと見直すことが比較的容易
自分にとって不要な情報を排除して短時間で復習ができます。
・複数の書籍などソースの情報を一元管理することも可能
Aの本にはあるけどBの本にはないが、一緒に覚えておきたいことなどは
一冊のノートにまとめておくと便利です。
・一元管理の副産物として新しい発想が生まれる可能性も高まる
出会うことがなかったAの本のある内容とBの本のある内容を一冊のノートにまとめ、
隣り合わせになったことで新たな考えが浮かぶ可能性が比較的高まります。
■愛着ありありの自分のノート
土屋鞄製作所にて購入した手帳を2015年2月から使用しています。
あと半月ちょっとで2年の付き合いになる。(飽きっぽい自分としては長い方)
《コンテンツ》
上部のインデックスで5カテゴリに分けて、必要に応じてカテゴリ内でも分類。
(インデックス用のポストイットを活用)
1.ミッション・ステートメント
自分の信念をいつでも見返せるように収録。
2.価値観・目標
目標を書いて持ち歩き、いつでも何に向けて行動すべきか確認。
3.あんちょこ
私生活・仕事問わずいろいろなあんちょこを収録。
4.雑記エリア
日々のメモ用。
5.まめ知識・暇つぶし・とりあえず入れとくエリア
カオスなエリアでとりあえず入れておきたい情報を入れておき、定期的に取捨選択。
こんな感じでこれからもノートライフを楽しもう。