付箋を『しおり』として活用する!
しおりとは、本の読みかけの所にはさんでえ目印とするものである。
付箋とは、用件を書いて、または目印として貼り付ける小さな紙片である。
今回はこのしおりと付箋から思いついた使用方法をご紹介。
【結論】
その本を読んで解決したい課題を付箋に書き、その付箋をしおりとして使う。
【説明】
基本的なことですが読書にはポイントがあります。
ちなみにここでターゲットとなる本は小説などではなく新書やビジネス本等
知識やヒントを得るために読むものを想定しています。
1.目的を意識しながら読む
読書をするにあたってスタート前に
・この本を読む目的は何か
・この本を読んで解決したい課題は何か
というようなことを明確化して、それを意識しながら読むと
脱線して「時間がかかって読み終わったけど何を得たんだっけ?」
という状態に陥ることを防止できます。
また、自分が得たいと思っていることにスポットライトを当てつつ
メリハリをつけて読めるので読み終わるまでのスピードが格段にアップします。
(読み終わるとは全ページを一字一句読むことではないと解釈しています)
2.読書再開を円滑にする
一気に読み終えない限り次回どこから読書を再開していいかの目印が必要です。
そのためしおりは必須のアイテムといえます。
これらを付箋が解決してくれます。
例えばこの本の中ではクリティカルシンキングという言葉が出てきました。
ざっくり言うと情報や意見・主張の是非を吟味し、よりよい答えを模索する
という思考でありポイントは根拠は根拠になりえているか精査する、
事実と意見を明確に見分ける、多くの視点で考えるということだそうだ。
このように概要だけは本の中で説明してくれている。
しかし、ここでしっかり理解しながら読み進めたい人はもしかしたら
クリティカルシンキングの詳細を知りたくなるかもしれない。
ちょっとネットでググって理解を深めてから読書再開したくなるかもしれない。
これは極端な例だがちょっと立ち止まるという事自体時間がもったいないので
本に書いてある概要を読んで「こういうものなのかな」程度でどんどん
読み進めるべきだ。そもそも「意見を持つ方法のヒントを整理すること」
が自分にとっての課題であってクリティカルシンキングを詳細に調べること
は課題ではないのだから。(読んだ後にじっくり調べたければ調べればよい)
課題設定はできたとしても、常に課題を忘れず
意識し続けることは疎かになりがちです。
それを付箋がいとも簡単に解決してくれます。
だって読書再開する度に課題が目に入りますからね。
こんな使い方も試しにやってみることをおすすめします。