何歳になっても失敗から学ぶのに遅すぎるということはない!

最近バスケの試合で久しぶりの失態。

審判のファウル判定に納得いかず、

八つ当たりで椅子を蹴りとばした。

当然ながらテクニカルファウルをとられ、

チームに迷惑をかけてしまった。

 

翌日、徐々に悔しさやら情けなさが増大し、

悩み抜いた結果次の改善を試みることにする。

 

1.八つ当たりしない

 大人として当たり前・・・

 『7つの習慣』でも言及されているが、

 「人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている」

 ということを思い出さなくてはならない。

 気に入らない事(刺激)に対して即座に怒りの感情を表す(反応)

 というのは人間らしくなく、刺激に対して一呼吸おいて

 反応的にならず冷静さを保つ事こそ人間らしい。

 

2.ファウルをしないように意識する

 頭のどこかで「戦略的なファウルだから」

 という自己正当化をしてきたが、それは改める。

 ファウルはすべきではない、という考えに戻す。

 

こんな決心をしてさらに1日が経った。

そうしたら人間らしさを取り戻す事ができたことを実感できた出来事があった。

 

朝の通勤途中、電車から降りて改札へ向かう為に階段を降りようとした。

そこへ電車に乗り遅れまいと階段を駆け上がってきたサラリーマン風な男が

ほぼ体当たりしてきてこちらはてすりにつかまるほどよろめいた。

これまでの自分であれば

「なんだこいつ、殺されたいのか。この怒りをどこにぶつければ!!!」

ぐらいの超ド級の怒りの感情(刺激に対する激しい反応)がわいたことだろう。

しかしそんな感情を一度受け止め、「うん、忘れよう。怒っても仕方ないことだ」

と最小限の反応を選択することができた。

 

先日の失態は汚点ではあるものの、人間らしさを取り戻すきっかけになった。

そういう意味ではあの失態はよかったのだ。

(チームメイトには申し訳ないことに変わりはないが・・・)

 

さあ、この取り戻した(むしろ以前よりも増した)人間らしさを維持できるよう

日々意識していくこととしよう。